当法人ともかかわりの深い日本労働弁護団の元会長・宮里邦雄氏の
書籍が出版されましたので紹介します。
会長として労働者の権利擁護の闘いを続けてこられました。
現在、ワークルール教育をテーマの一つとして掲げられ、
日本ワークルール検定協会の啓発推進委員としてもご活躍いただいています。
タイトル 労働弁護士「宮里邦雄」55年の軌跡
刊行日 2021年6月25日
著者 宮里邦雄
定価 2000円+税
出版 論創社
(「まえがき」より)
総評弁護団から日本労働弁護団へ 1965年、弁護士登録した後、
“労働弁護士”として活躍する一方、沖縄出身の弁護士として米軍基地問題など、
沖縄関係の訴訟にも広く関与する。
現在のコロナ禍のもとの労働問題にも第一人者として若々しく取り組んでいる!
宮里さんは、国労弁護団の中心として、この国家的不当労働行為との
たたかいの只中にあった。
一部にあった「裁判闘争先行」ではなく、労働委員会闘争を軸として、
この国家的不当労働行為と対峙したのだ。
全国で一斉に労働委員会で不当労働行為の勝利命令を先行させつつ、
勝利を展望するという正鵠を射る闘争方針を提唱して、長期にたたかいを持続し、
解決に至ったのである。