第12回労働映画鑑賞会が終了しました。
10月9日(木)18:30~20:30(18:00開場)
「友愛と連帯の社会をもとめて」
上映作品:『死線を越えて 賀川豊彦物語』
今回は、40名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
<会場の様子>
<柏井氏によるコメント>
コメンテーターの柏井宏之氏(NPO 法人共同連運営委員・共生型経済推進フォーラム理事)から、次のようなお話をいただきました。
・大学卒業後、灘神戸生協に入り、その後、東京の生活クラブ生協で活動してきた。・個人的な賀川への評価は単純ではない。協同組合をはじめとして、広く社会運動に良い影響を与えてきた一方で、優生学思想、満州開拓への農民動員など問い直す必要のある部分もあると考えてきたが、松沢記念館館長からの指摘「賀川を絶対化しない。相対化する」という言葉を聞いて考え直した。
・賀川は1935年、アメリカで「友愛の経済」という講演を行い、その内容が出版されて世界的に著名になった。
・賀川が生涯をかけてすすめてきた「地域に根を張った共生型経済」、「連帯経済の分野」での活動を、我々としては今改めて問い直していく必要がある。
第13回のご案内
【2014年10~12月】統一テーマ:遠き過去より流れきたる勇気
日時:11月13日(木)18:30~20:30(18:00開場)
場所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/)
参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
~港町工場街、疾風怒濤編~
上映作品:『灯をともした人々―大正十年 川崎三菱争議の記録』(1958年、22分)
働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。