NPO法人 働く文化ネット

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4月労働判例命令研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例命令研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

 <第125労働判例命令研究会のご案内>

 ◆日時:2019年4月8日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階401会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/

 

◆報告者・報告判例命令

1.棗 一郎 弁護士(日本労働弁護団幹事長)

〇 セブン-イレブン・ジャパン不当労働行為再審査事件・中労委平成31.2.6中労委

ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/churoi/houdou/futou/dl/shiryou-31-0315-1z.pdf

~会社と加盟店基本契約を締結して、コンビニエンスストアを経営する本件加盟者は、

労働組合法上の労働者には当たらないとされた例~

* 関連する命令 ファミリーマート不当労働行為再審査事件・中労委平成31.2.6中労委ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/churoi/houdou/futou/dl/shiryou-31-0315-2z.pdf

 

2.梶山 孝史 弁護士(日本労働弁護団会員)

〇 国・厚木労基署長(ソニー)事件・東京高判平成30.2.22労働判例1193号40頁

~身体障害のある技術者のうつ病発症・自殺の業務起因性が否定された例~

 

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

http://hatarakubunka-net.hateblo.jp/

https://twitter.com/hatarakubunka

 

◆今後の予定

・5月20日(月)

・6月10日(月)

・7月08日(月)

第57回労働映画鑑賞会のご案内

第57回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2019年4月11日(木)18:00~ (17:45開場)
  • 会 場:連合会館201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでもご参加いただけます。)

第57回テーマ ~一人の五歩より十人の一歩~

上映予定作品:

キューポラのある街

 (1962年、日活映画、100分)

  2019年4月の第57回労働映画鑑賞会では、キューポラ(鉄の溶解炉)が林立する鋳物の街、川口を舞台にした青春ドラマ『キューポラのある街』を上映します。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ちしております。

 監督 : 浦山桐郎、原作 : 早船ちよ

 

1962年/日活映画/モノクロ100分

鋳物の町として有名な埼玉県川口市。この街にはキューポラという煙突が立ち並ぶ。昔カタギの職人の町にも時代の波が押し寄せる。旧来型の鋳物職人であるジュンの父は、働いていた工場が大工場に買収されたことからクビになってしまう。困窮に苦しむ一家だったが、ジュンはそんな境遇の中でも、自分の進路について一生懸命考え、パチンコ屋でバイトしながらも高校進学の学費を稼ごうとがんばる……。吉永小百合主演で、高度経済成長期の庶民の暮らしを温かなまなざしで描いた青春ドラマ。

allcinema ONLINEの解説より)

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第57回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

労働映画『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語~』が終了

 第56回労働映画鑑賞会が終了しました。

 2019年3月の労働映画鑑賞会では、東京のインド料理レストランで働くインド、バングラデシュの労働者たちによる解雇撤回・未払い賃金支払いを求めた闘いの記録、『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語~』を鑑賞しました。

 上映後、司会の鈴木さんより作品の解説、続いてゲストとしてシャンティの従業員達を支援した指宿昭一弁護士が登壇され、当時の説明と裏話をお話いただきました。その後参加者との質疑応答もあり、最後まで心を揺さぶられる熱い映画観賞会となりました。

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 次回の労働映画鑑賞会は4月11日(木)となります。

  

上映作品:

『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語~』

(2016年、製作:ビデオプレス、43分)

東京のインド料理レストランで働くインド、バングラデシュ労働者たちによる解雇撤回・未払い賃金支払いを求めた闘いの記録

撮影、演出:松原明                

 

                <上映中の一コマ> 

        17

 

                   <指宿昭一弁護士と質疑応答>

        25

 

  ~次回のご案内~

 ― 第57回労働映画鑑賞会 ー

 日  時:2019年4月11日(木)18:00~(17:45開場)

 場  所:連合会館 201会議室

  

  第57回テーマ ~一人の五歩より十人の一歩~

 

  上映予定作品:キューポラのある街(1962年、日活映画、100分)

 

監督:浦山桐郎、脚本:浦山桐郎今村昌平、撮影:姫田真佐久、

原作:早船ちよ、出演:吉永小百合東野英治郎浜田光夫

 

鋳物の町として有名な埼玉県川口市。この街にはキューポラという煙突が立ち並ぶ。昔カタギの職人の町にも時代の波が押し寄せる。旧来型の鋳物職人であるジュンの父は、働いていた工場が大工場に買収されたことからクビになってしまう。困窮に苦しむ一家だったが、ジュンはそんな境遇の中でも、自分の進路について一生懸命考え、パチンコ屋でバイトしながらも高校進学の学費を稼ごうと頑張る…。

   

参  加  費:無料(事前申込不要)   お気軽にご参加ください。お待ちしております。

ワークルール検定2019春の募集が始まりました

「自分や仲間を守る、部下を守る、コンプライアンス・法令を守る!」

 

NPO法人が支援している「ワークルール検定2019春」の開催が発表されました。

開催日:2019年6月9日(日)

申込み:3月11日(月)~5月12日(日)

全国17カ所で初級検定、5か所で中級検定が行われます。

詳しくは「日本ワークルール検定協会」のホームページからどうぞ。

http://workrule-kentei.jp/

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労働運動の源流を辿っていくと…ジョン万次郎と労働組合

「今の連合運動、労働組合の歴史を辿っていくと、最後にはジョン万次郎に行き着く」という書き出しで始まる興味深いレポートがあります。

作者は公益社団法人教育文化協会専務理事の木村裕士氏で、ご本人は「備忘メモとして」と謙遜されていますが、誠に稀有壮大な力作ですので紹介させていただきます。

ジョン万次郎は江戸時代の末期、漁民仲間と土佐沖で遭難。アメリカの捕鯨船に助けられ、やがて幕末動乱期の日本に帰国を果たすというエピソードは広く知られるところですが、氏のレポートでは「万次郎が日本の近代化に果たした役割というのは小さくなく」「もたらしたものの中に労働運動の思想的遺伝子が受け継がれていると信じて疑わない」と述べておられます。

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3月労働判例命令研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例命令研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

 <第124労働判例命令研究会のご案内>

◆日時:2019年3月11日(月)18時~20時

◆会場:連合会館4階401会議室

 

◆報告者・報告判例命令

1.嶋﨑 量 弁護士(日本労働弁護団常任幹事)

○ NHK(名古屋放送局)事件・名古屋高裁平成30.6.26労判1189号51頁

~傷病休職中のテスト出局(いわゆる「試し出勤」)について、職員給与規程による

賃金の支払は認められないものの、最低賃金額相当の賃金の支払を命じた例~

 

2.平井 康太 弁護士(日本労働弁護団事務局員)

○ イクヌーザ事件・東京高判平成30.10.4労働判例1190号5頁

~月間80時間の時間外労働を予定する固定残業代の定めは、労働者の健康を損なう危

険のあるものであり、公序良俗に違反するものとして無効とした例~

 

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

http://hatarakubunka-net.hateblo.jp/

 

◆今後の予定

・4月08日(月)

・5月20日(月)

・6月10日(月)

第56回労働映画鑑賞会のご案内

第56回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2019年3月14日(木)18:00~ (17:45開場)
  • 会 場:連合会館201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出ます。)

第56回テーマ ~立ち上がる移民労働者たち~

上映予定作品:

『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語~』

 (2016年、製作:ビデオプレス、43分)

  2019年3月の第56回労働映画鑑賞会では、東京のインド料理レストランで働くインド、バングラデシュの労働者たちによる解雇撤回・未払い賃金支払いを求めた闘いの記録、『オキュパイ・シャンティ~インドカレー店物語~』を上映します。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ちしております。

 【当日プログラム】

18:00~18:45 映画上映

18:45~19:05 解説とコメント(指宿昭一弁護士)

19:05~19:30 質疑応答

撮影、演出:松原明

「解雇・お店閉鎖が通告されています。賃金が2年払われていません。助けてください」。2016年6月、この一枚の張り紙からシャンティのたたかいは始まった。インド・バングラデシュの人たちは「労働組合」を結成し、未払い賃金の支払いと雇用確保を求めて立ち上がった。マスコミ報道で有名に なった「インドカレー店」解雇事件。はたして、彼らはその後どうなったのか。密着取材した迫真のドキュメンタリー。 

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ラゲラホ‥ヒンディー語で「一緒にがんばろう」の意味


第56回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。