6月10日、「ワークルール検定2018春・初級」(主催:一般社団法人日本ワークルー
ル検定協会)が全国で開催され、初級検定に662名(札幌市・江差町・新ひだか町、
福島市、さいたま市、東京都、静岡市、和歌山市、山口市、宮崎市)、中級検定に
250名(札幌・東京・静岡・大阪・福岡)の方々が挑戦されました。
当NPO法人は、2013年の第1回検定以降、運営団体の一つとして参画してきましたが、この5年間の検定受検者は全国合計で7,862名になりました。
受検者のアンケート結果によると、受検の動機は「ワークルールの知識を得るため」
が圧倒的ですが、「職場の様々なトラブルがあり、その対処方を学ぶため」と答えた
方もかなりおり、現にトラブルが職場で広がっていることがうかがえます。
これまでの周知活動が、主に労働団体(連合本部・地方連合会)を通じて行われてき
たこともあり、使用者・管理者の受検割合は、まだまだ少ないのが現状です。コンプ
ライアンス~法令を守り、働き甲斐のある、働きやすい職場を確保するため、すそ野
を使用者や管理者に拡げていくことが課題となっているといえます。
「ワークルール検定2018・東京会場」(千代田区の連合会館大会議室)