第15回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。
- 開催日:2月12日(木)18:30~20:10
- 会 場:連合会館201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/)
- 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)
【2014年度1~3月期】統一テーマ:われらかく働き、かく連帯す
第15回 鉄路を守る
上映作品:①『 雪と闘う機関車』(1958 年、29 分)
②『稲と機関車ー労農提携の記録』(1959年、31分)
1~3月期は「われらかく働き、かく連帯す」を統一テーマに、働くことは連帯することでもあることを描く作品をとりあげることとしました。今回は、北海道の豪雪地帯、九州南端の火山灰地という過酷な自然環境の中で鉄路を守る人たちの仕事と連帯を記録した2作品を上映します。働くことは、同じ職場で働く仲間たちとの連帯を生み出すと同時に、その仕事の社会的な役割を通じて地域社会との連帯の契機にもなりうることが伝わってきます。なお、2番目に上映する『稲と機関車』は、フィルムを保管されていた共同映画株式会社のご好意により、働く文化ネットが16mmフィルムを修復し、デジタル映像化したものです。当法人の労働映画保存事業の記念すべき第一歩ともいうべき作品でもあります。多数の方々のご参加をお待ち申し上げています。
【プログラム】
18:30 開会
18:30~18:40 映画の紹介
18:40~19:40 映画上映(60分)
19:40~20:10 意見交換
『 雪と闘う機関車』
<1958年/制作:機関車労働組合/構成:谷恭介/撮影:林建樹/白黒/29分>
日本一の豪雪地帯北海道北部の音威子府(おといねっぷ)を舞台に、雪と闘いながら鉄路を守る機関車乗務員の姿を描く。かつての国鉄機関区の仕事と職場生活の実態を知る上でも貴重な映像。クライマックスでは、本作のもうひとりの主人公である蒸気機関車が雪に闘いを挑む勇姿が迫ってくる。
『稲と機関車ー労農提携の記録』
<1959年/制作:機関車労働組合/監修:岩佐氏寿/構成:谷恭介/撮影:林建樹/白黒/31分>
鹿児島県の桜島付近の上白州土壌と呼ばれる火山灰地を舞台に、過酷な環境で農業を営む農民と、機関車乗務員の交流を描く。公共交通サービスに従事する労働者たちが仕事と運動を通じて地域社会との連帯を形成していく姿を描く記録映画としてみることもできる。
第15回労働映画鑑賞会ご案内状のチラシはこちらです。