「労働映画百選通信」第9号が配信されました。是非ご覧ください。
<内容>
① 発表!『日本の労働映画百選』
② 【リポート】「日本の労働映画百選」記念シンポジウムと映画会(その1)
③ 【上映情報】労働映画列島!6~7月
④ 【作品ガイド】『トウキョウソナタ』
⑤ 労働映画のスターたち 第9回「小池撤平」
「労働映画百選通信」第9号が配信されました。是非ご覧ください。
<内容>
① 発表!『日本の労働映画百選』
② 【リポート】「日本の労働映画百選」記念シンポジウムと映画会(その1)
③ 【上映情報】労働映画列島!6~7月
④ 【作品ガイド】『トウキョウソナタ』
⑤ 労働映画のスターたち 第9回「小池撤平」
6月11日(土)、連合会館において開催した「日本の労働映画百選」の公開イベントの中で、記念上映会として「にあんちゃん」を上映し、約150名の方にご覧いただきました。
この映画は、1959年の日活作品で、九州の小さな炭鉱町を舞台に、両親を亡くした4人の兄妹が懸命に生きる姿を、重厚なリアリズムで描いた作品でした。監督/今村昌平、出演/長門裕之・松尾嘉代。
当法人では、毎月第2木曜日の18時30分から連合会館で労働映画鑑賞会を開催しており、今回が第29回目の映画鑑賞会となりました。
次回の第30回労働映画鑑賞会は、7月14日(木)18時30分からを予定しています。次はどんな作品をお見せできるか…?(現在準備中)
6月11日(土)、東京千代田区の連合会館において「日本の労働映画百選」の公開イベントとして、「日本の労働映画の一世紀」と題するパネルディスカッションを開催しました。
パネリストは、以下の労働映画百選選考委員会のメンバーの方々で、「どのようにして労働映画百本を選んだか」「日本の労働映画の一世紀―内容の拡張と質的発展」「労働映画が示す労働世界の拡がり」「これかからの仕事と暮らしに労働映画はどう向き合っていくのか」など、熱のこもったディスカッションとなりました。
<会場の様子>
<パネリストと司会>
井坂能行(岩波映像顧問) 篠田 徹(早稲田大学教授)
佐藤 洋(共立女子大学講師) 清水浩之(映画祭コーディネーター)
司会:鈴木不二一(働く文化ネット理事)
参加者からは「労働映画の見方が変わった」「非常に刺激的なディスカッションだった」「選ばれた作品を見たくなった。どうしたら見ることができるのか」など、多くの関心と評価をいただきましたが、「時間が短すぎて、もっと聞きたかった」というご意見も出されました。(パネルディスカッションの模様は、改めて紹介したいと思います。)
「日本の労働映画百選」の公開を記念して、6月11日(土)東京千代田区神田駿河台の連合会館において、記念シンポジウムと労働映画会を開催し、約150名の方にご参加いただきました。
主催者を代表して当法人の小栗啓豊代表理事から「『労働映画』という言葉からは、過酷な労働、労働者の団結、労働争議等々のイメージを持つことでしょうが、100本の映画のタイトルを見て、驚かれる人も多くおられることと思います。たとえば『男はつらいよ』が、なぜ労働映画として優れているかは、この後のパネルディスカッションをお聞きいただき、公開した冊子を見ていただけばよくわかると思います。」と述べ、百選委員会では「働く人たちの暮らしと仕事を描く映像作品」を広義の意味で「労働映画」と定義したことを説明しました。
そして「いつの時代にも、働くことをめぐってさまざまな問題が起こってきました。そうした問題に、それぞれの時代と環境の中で、人々がどのように向き合ってきたのかを、労働映画は強烈なインパクトをもって、現代の私たちに教えてくれます」と、労働映画の意義について挨拶しました。
来賓として全労済協会の高木剛理事長と連合の神津里季生会長にご出席いただき、激励と連帯のご挨拶をいただきました。
【主催者代表挨拶:働く文化ネット 小栗啓豊代表理事】
【来賓挨拶:全労済協会 高木剛理事長】
【来賓挨拶:連合 神津里季生会長】
6月11日(土)、当法人の労働映画事業としてすすめてきました「日本の労働映画百選」について発表、公開しました。(百選一覧チラシのpdfファイルはこちら)
映画は、仕事と暮らし、働く人たちの悩みと希望、働くことの意義と喜びをどのように描いてきたのか。働くことの今とこれからについて考えるために、一世紀余の映画史の中から百本を選びました。
2016年6月11日
NPO法人働く文化ネット
労働映画百選 選考委員会
委 員 長 河西宏祐(早稲田大学名誉教授)
委員長代行 井坂能行(岩波映像顧問)
委 員 篠田 徹(早稲田大学教授)
佐藤 洋(共立女子大学講師)
清水浩之(映画祭コーディネーター)
事 務 局 鈴木不二一(働く文化ネット理事)
当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。
<第94回労働判例研究会のご案内>
◆日時:2016年6月13日(月)18時~20時
◆会場:連合会館4階404会議室
◆報告者・報告判例
1.新村 響子 弁護士(日本労働弁護団常任幹事・事務局次長)
L産業(職務等級降級)事件・東京地判平27.10.30労判1132号20頁
~職務変更に伴うグレード格下げと賃金減額の有効性~
2.小倉 崇徳 弁護士(日本労働弁護団常任幹事)
長澤運輸事件・東京地判平28.5.13判例集未登載
~定年後再雇用社員と正社員との間の賃金の相違についての労契法20条違反の有無
等~
◆参加費:無料(事前申込み不要)
◆主 催:日本労働弁護団
◆後 援:NPO法人働く文化ネット
◆今後の予定
・7月11日(月)
・9月12日(月)
・10月03日(月)
・11月14日(月)
・12月12日(月)
◆お問い合わせ先
日本労働弁護団(TEL: 03-3251-5363)