NPO法人 働く文化ネット

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11月労働判例命令研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例命令研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

 <第120労働判例命令研究会のご案内>

 ◆日時:2018年11月12日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階401会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/

 ◆報告者・報告判例

1.中村 優介 弁護士(日本労働弁護団事務局次長)

〇日本ケミカル事件・最判平成30年7月19日裁判所ウェブサイト

~基本給と区別して支払われる定額の手当の支払いにより労働基準法37条の割増賃金が支払われたということができないとした原審の判断に違法があるとされた事例~

  http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/883/087883_hanrei.pdf

 

2.上田 貴子 弁護士(日本労働弁護団会員)

フクダ電子長野販売事件(東京高判平成29年10月18日労働判例1179号47頁)

~上司による一連の退職強要行為が、直接退職強要を受けたわけではない原告らにも間接的に退職を強いるものがあるから、当該原告らとの関係においても違法な行為に当たるとされた例~

 

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

http://hatarakubunka-net.hateblo.jp/

 

◆今後の予定

・12月10日(月)

第53回労働映画鑑賞会のご案内

第53回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2018年11月8日(木)18:00~ (17:45開場)
  • 会 場:連合会館2階 会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • ※会場が201会議室から変更になりました。
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)            ※先着250名様まで入場可能

第53回テーマ ~人として扱ってほしい!~

上映予定作品:『明日へ』(英題:CART)

       (2014年、韓国映画、104分)

 2018年9~11月期は、特別企画として「アジアの労働映画」をとりあげています。11月の鑑賞会では、韓国大手スーパーで働く非正規女性労働者たちの闘いを描く『明日へ』を上映します。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ちします。

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ⓒ 2014 MYUNG FILMS All Rights Reserved.

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ⓒ 2014 MYUNG FILMS All Rights Reserved.

 

第53回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

 

「労働映画百選通信」第33号配信

「労働映画百選通信」第33号が配信されました。是非ご覧ください。

<内容> 

①労働映画鑑賞会【2018年9~11月期 特別企画】

 “アジアの労働映画”

 【第53回】11月8日(木)18:00~

  上映作品『明日へ』(2014年/104分/韓国)

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 ©2014MYUNG FILMS All Rights Reserved.

 

②労働映画鑑賞会2018年秋期特別企画 「アジアの労働映画」特集について

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 9月シンガポール映画   10月香港映画       11月韓国映画

 

③【労働映画のスターたち】第35回「仲村トオル」 

 

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ラストチャンス再生請負人(2018)

 

④【上映情報】労働映画列島!10~11月

 

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10月労働判例命令研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例命令研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

 <第119労働判例命令研究会のご案内>

 ◆日時:2018年10月22日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階401会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/

 ◆報告者・報告判例

1.井上 幸夫 弁護士(日本労働弁護団副会長)

〇東京地判平成30年9月11日判例集未搭載

~育休取得後の正社員から契約社員への契約変更、雇止めの適法性等が問題となった事案~

 

2.笠置 裕亮 弁護士(日本労働弁護団事務局次長)

〇医療法人社団X事件(東京高判平成29年9月21日労経速2341号29頁)

労働保険料認定処分の取消訴訟において業務災害支給処分の違法を主張できないとした原審の判断が維持された例~

 

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

http://hatarakubunka-net.hateblo.jp/

 

◆今後の予定

・11月12日(月)

・12月10日(月)

第52回労働映画観賞会のご案内

第52回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2018年10月11日(木)18:00~ (17:45開場)
  • 会 場:連合会館2階 201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

 

第52回 ~そして、ミニバスは今日も行く~

上映予定作品:『忘れえぬ想い(2003年、香港映画、108分)

 2018年9~11月期は、特別企画として「アジアの労働映画」をとりあげています。10月の鑑賞会では、その第2弾として、香港の庶民の足ミニバスを舞台にしたラブ・ストーリー『忘れえぬ想い』を上映します。ぜひ多くの方々に観賞していただきたいと思います。ご来場をお待ちします。

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©2003 ONE HUNDRED YEARS OF FILM COMPANY LIMITED. All Rights Reserved.

 第52回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

「労働映画百選通信」第32号配信

「労働映画百選通信」第32号が配信されました。是非ご覧ください。

<内容> 

①労働映画鑑賞会【2018年9~11月期 特別企画】

 “アジアの労働映画”

【第52回】10月11日(木)18:00~ 

 上映作品『忘れえぬ想い』(2003年/108分/香港)  

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【第53回】11月8日(木)18:00~

  上映作品『明日へ』(2014年/104分/韓国)

    

②【リポート】盛況だった労働映画祭2018/第50回労働映画鑑賞会

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③【作品ガイド①】10月労働映画観賞会上映予定作品

 『忘れえぬ想い』紹介

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【DVD】GPミュージアムソフト

 

⑤日本の労働映画百選 労働映画 特設サイト

 

⑥「日本労働映画の百年」報告書が完成

 

⑦【作品ガイド②】

  『あまねき旋律(しらべ)』(2017年/83分/インド)紹介

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⑧【上映情報】労働映画列島!9~10月 

労働映画『イロイロ ぬくもりの記憶』が終了

 第51回労働映画鑑賞会が終了しました。

 9~11月は、特別企画としてアジアの労働映画を3作つづけて取り上げる予定です。第一弾の今回の鑑賞会では、“揺れる家族、さまざまな出会い”をテーマにシンガポール映画『イロイロ ぬくもりの記憶』を上映しました。

 ”シンガポール映画”をはじめて観たという方も多かったのではないかと思いますが、参加者の方から「面白かった」という声を多く聞くことができ、大変好評でした。

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 上映作品:イロイロ ぬくもりの記憶

    (2013年/99分/シンガポール

脚本・監督:アンソニー・チェン

はじめて見るのに、なつかしい未来   文:波多楽久

シンガポールの映画を見るのは初めてという方も多いと思うが、この作品を見ると、誰もがなんとなく「なつかしい」と感じるのではないか。主人公の少年の悪ガキぶりや、親たちが味わうサラリーマン生活の哀愁は、小津安二郎の初期の作品を連想させるし、少年とメイドさんが仲良くなっていく様子は、戦後の日本では「女中」改め「お手伝いさん」ものとして、映画やドラマでお馴染みの光景だった。

~中略~

1997年が舞台になっているのは、1984年生まれのアンソニー・チェン監督が、自身の子供の頃の体験をモチーフにしているからだという。少年が携帯型育成ゲーム「たまごっち」で遊んでいるが、日本でもほぼ同時期に大ブームが起きていた。アジア通貨危機で不況に陥った当時、監督のお父さんも失業し、4歳から12歳まで家族と一緒に暮らしてきたメイドさんは国に帰っていった。「イロイロ」とはフィリピンの地名で、メイドさんの故郷のこと。日本語の「いろいろ=多様性」ともつながることから、日本公開時のタイトルとして採用された。

             

         -労働映画百選通信№31よりー全文はこちらから

                 

<上映会の様子>

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  ~次回のご案内~

 ― 第52回労働映画鑑賞会 ー

 日  時:2018年10月11日(木)18:00~(17:45開場)

 場  所:連合会館 201会議室

【特別企画:アジア労働映画 第2弾】~そして、ミニバスは今日も行く~

上映予定作品:『忘れえぬ思い (2003年、香港、108分)

   参  加  費:無料(事前申込不要)

    お気軽にご参加ください。お待ちしております。