第55回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。
- 開催日:2019年2月14日(木)18:00~ (17:45開場)
- 会 場:連合会館201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/)
- 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出ます。)
第55回テーマ ~歌い、踊り、泣いて、笑った、500日!~
上映予定作品:『Weabak:外泊』(2009年、韓国映画、73分)
2019年2月の第55回労働映画鑑賞会では、2007年~2008年にかけて500日間続いた韓国大手スーパーに働く非正規女性労働者たちの闘いの記録、『Weabak:外泊』を上映します。昨年11月の第53回鑑賞会で上映した『明日へ』(2014年)はこの長期争議をもとにした劇映画でしたが、今回取り上げる作品は、現場での密着取材によって争議の過程を克明に迫ったドキュメンタリー映画です。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ちしております。
監督、編集、製作:キム・ミレ
2009年/韓国映画/カラー73分
2007年6月30日、「非正規労働保護法」施行の前夜。それは女性たちが、結婚してから初めて「外泊」した日だ。法施行を前に、大手スーパーのホームエバー社は、女性労働者が大半を占めるパートを大量解雇した。その差別的扱いに怒った女性たちは、レジカウンターを占拠し、店内に毛布を敷き詰め、泊まり込みを開始。食料を持ち寄り料理し、互いの思いを語り合う。歌い、踊り、泣き、笑い、500日間にも及ぶ労働闘争はいつしか女性たちが担っている家事、子育てなどの家族的役割からの解放の場を生み出す。
(2009年山形ドキュメンタリー映画祭の解説より)
第55回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。