NPO法人 働く文化ネット

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労働映画鑑賞会「どっこい!人間節ー寿・自由労働者の街」が終了   11月からは18時から開会です

第32回労働映画鑑賞会が終了しました。

「不安定労働の人たちを〈自由労働者〉と位置づけたところに、スタッフの共感、連帯の心と目線がこめられていたのではなかろうか。そこから、映画の基調は暗いものとならず、心に沁みる印象を残すことになった感がある。タイトル「どっこい!」は、まさにそれを象徴するものだろう。(働く文化ネット「日本の労働映画百選」より抜粋)」という井坂能行さんのコメントが、とても印象深く、映画を観てよく理解できました。

 

 上映作品:どっこい!人間節ー寿・自由労働者の街(1975年/121分)

       【労働映画百選№59】

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~第33回のご案内~
  日    時:※11月10日(木)※18:00~(17:45開場)
  場    所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/
  参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)

※第33回より開始時間が30分早まります!
 
~手わざの誇り、不安と悩み~
上映作品①:『年輪の秘密』(1959-60年/17分)【労働映画百選№35】

上映作品②:西陣(1961年/モノクロ26分)【労働映画百選№39】


働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。

お気軽にご参加ください。お待ちしております。

労働映画『どっこい!人間節』上映のご案内

第32回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:10月13日(木)18:30~ (18:00開場)
  • 会 場:連合会館2階 201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

第32回 ~"底辺"に息づく多様な人生~

上映作品:『 どっこい!人間節―寿・自由労働者の街』        (1975年/121分)【労働映画百選№59】

  2016年10~12月期は、「労働映画のさまざまな視点」を統一テーマに、日本の労働映画が描き出す労働世界の多様な広がりを探ることとします。10月の鑑賞会では、山谷、釜ヶ崎とならぶドヤ街 「横浜・寿町」に息づく多様な人生に向き合った、小川紳介率いる「小川プロダクション」の迫真のドキュメンタリー映画『どっこい!人間節』を上映します。

【プログラム】

 18:30~20:31  映画上映

         (今回は2時間にも及ぶ長編ですので、映画上映のみとします)

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 第32回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

「労働映画百選通信」第11号配信

「労働映画百選通信」第11号が配信されました。是非ご覧ください。

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<内容>
①   発表!『日本の労働映画百選』

② 【上映情報】労働映画列島!9~10月

③ 【作品ガイド】『ノンママ白書』

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④ 【第32回労働映画鑑賞会のご案内】 10月13日(木)

 上映作品:『どっこい!人間節―寿・自由労働者の街―』【労働映画百選№59】

⑤ 【労働映画のスターたち】第11回 「フランキー堺

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10月の労働判例研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

<第97回労働判例研究会のご案内>

 ◆日時:2016年10月3日(月)18時~20時

◆会場:連合会館4階404会議室

(地図:http://rengokaikan.jp/access/

 ◆報告者・報告判例

1.谷村 明子 弁護士(日本労働弁護団常任幹事・事務局次長)

 ○岡山県貨物運送事件・仙台高判平26.6.27労判1100号26頁

 ~過重労働・パワハラによる新卒社員の自殺と損害賠償請求~

 ※原審:仙台地判平25.6.25労判1079号49頁

 

2.江夏 大樹 弁護士(日本労働弁護団会員)

 ○大阪市・市交通局長(入れ墨調査)事件・大阪高判平27.10.15労判1136号92頁

 ~入れ墨調査回答拒否を理由とする戒告処分の取消等請求~

 ※原審:大阪地判平26.12.17労判1114号47頁

 

◆参加費:無料(事前申込み不要)

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

 

◆今後の予定

・11月14日(月)

・12月12日(月)

・1月16日(月)☆100回記念☆

 

◆お問い合わせ先

日本労働弁護団(TEL: 03-3251-5363)

労働映画鑑賞会「こんばんは」が終了

第31回労働映画鑑賞会が終了しました。

9月8日(木)18:30~20:30(18:00開場)

 ~生きる希望としての学び~

 上映作品:『こんばんは』(2003年/92分)【労働映画百選№79】

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今回取り上げたのは、東京、墨田区立分花中学の夜間学級で学ぶ17歳から92歳までの生徒たち、そして先生たちの学びの実践の記録映画です。

 

  <この作品の撮影をご担当された川越道彦さん> 

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<映画終了後、川越さんにお話を頂きました。>

「学ぶ力が生きる力」そこに監督と一緒に興味をひかれ、この映画を撮ることになったこと。公立の夜間中学を存続させようとする夜間中学の先生方の大きな協力があって、この映画が撮れたこと。映画スタッフが、撮影開始前に1年近く教室に通い一緒に授業を受け、クラス皆の自然な表情を撮るまでに至った苦労話や、カメラの設置方法の工夫など制作関係者しかわからない大変興味深いお話を伺いました。また、映画に出てくる当時の少年が、現在はどうしているか、当時の公立夜間学校と現在とを比較し、これからの夜間中学などについて、大変貴重なお話とご意見をお話しいただきました。

 

~第32回のご案内~
  日    時:※10月13日(木)18:30~(18:00開場)
  場    所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/
  参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
 
~"底辺"に息づく多様な人生~
上映作品:『どっこい!人間節ー寿・自由労働者の街』       (1975年/121分)【労働映画百選№59】


働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。

お気軽にご参加ください。お待ちしております。

9月の労働判例研究会のご案内

 当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

<第96回労働判例研究会のご案内>

◆日時:2016年9月12日(月)18時~20時

◆会場:連合会館4階404会議室

◆報告者・報告判例

1.指宿 昭一 弁護士(日本労働弁護団常任幹事)

○きょうとユニオン(iWAi分会・仮処分)事件・大阪高決平28.2.8労判1137号

5頁

~職場占拠を伴うストライキに対する不動産明渡等の保全申立て~

 

2.長谷川 悠美 弁護士(日本労働弁護団会員)

○ハマキョウレックス(差戻審)事件・大阪高判平28.7.26判例集未登載

~運転手の始期付無期契約の成否と労契法20条違反~

 

◆参加費:無料(事前申込み不要)

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

 

◆今後の予定

・10月03日(月)

・11月14日(月)

・12月12日(月)

・1月16日(月)☆100回記念

 

◆お問い合わせ先

日本労働弁護団(TEL: 03-3251-5363)

「月刊連合」に労働映画百選事業が紹介されました

ナショナルセンター連合の「月刊連合(8・9合併号)」に、労働映画百選の事業が紹介されました。

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内容としては、6月11日に当NPO法人主催で開催した「日本の労働映画百選」公開記念シンポジウムの模様と、オススメ7作品がA4版4ページにわたって紹介されています。

記念シンポジウムでの小栗啓豊代表理事の「今日も、働くことをめぐるさまざまな問題がある。労働映画は、それらにどう向き合うべきかを強烈なインパクトをもって教えてくれる。連合がめざす『働くことを軸とした安心社会』と、100本の作品に脈々と流れる働く人たちの想いは、地下水脈でつながっているのではないか」との挨拶の一部が紹介されていました。

 (月刊連合の紹介文の引用)

6月11日、NPO法人働く文化ネットによる「日本の労働映画百選」が発表された。同法人では「労働映画」を「記録映画、劇映画を含め、仕事と暮らしの実態や、その改善の取り組みを描く映像作品」と位置づけ、毎月「労働映画鑑賞会」を開催するとともに、2014年に選考委員会を設置して「百選」の選考作業を進めてきたという。その100作品を見ると、戦前の記録映画から、最近のヒット映画まで、幅広い作品が並んでいる。どう味わえばいいのか。同日開催された「日本の労働映画百選」記念シンポジウムでは、選考委員から労働映画への熱い思いが語られた。(文責・編集部)