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労働映画『ある精肉店のはなし』が終了

 第47回労働映画鑑賞会が終了しました。

 今回は、「ある精肉店のはなし」を上映しました。ロードショー当時、大変話題になったドキュメンタリー作品ということで、たくさんの方にご参加いただきました。

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

〈会場の様子〉

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上映作品:『ある精肉店のはなし』(2013年/やしほ映画社/108分)

【作品概要】

「いのちを食べて いのちは生きる」

大阪市貝塚市での屠畜見学会。牛の命と全身全霊で向き合うある精肉店との出合いから、この映画は始まった。家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。家では、家族4世帯が食卓に集い、いつもにぎやかだ。家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。2012年3月。代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。いのちを食べて人は生きる。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。

                     - 映画紹介文より ー 

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  ~次回のご案内~

 ― 第48回労働映画鑑賞会 ー

  【2018年4~6月期】統一テーマ:働くこと、生きること、つながること

 ~モノづくりの街のさまざまな暮し~

 日  時:2018年5月10日(木)18時~

 場  所:連合会館201会議室

 上映予定作品:NHK特集 名作百選-

          《鎌田・町工場語》(1987年、45分)

 

  参  加  費:無料(事前申込不要)

    お気軽にご参加ください。お待ちしております。

 ※7月は労働映画祭開催(7/21土)のため、第2木曜日の鑑賞会はお休みです。