第17回労働映画鑑賞会が終了しました。
4月9日(木)18:30~20:30(18:00開場)
~自由民権と女性解放~
上映作品:『我が戀は燃えぬ』
今回は、約30名の方にご参加いただきました。
【溝口健二「女性解放映画」三部作】
- 『女性の勝利』(‘46):溝口の戦後第1作。絶望のどん底で赤ん坊を殺してしまった女学校時代の同級生(三浦)と、その弁護を引き受ける主人公の女性弁護士(田中)の姿を描く。
- 『女優須磨子の戀』(‘47):島村抱月と松井須磨子の恋愛を史実近い形で描いた作品。同じ題材で山田五十鈴主演の衣笠貞之助作品『女優』が競作となった。
- 『我が戀は燃えぬ』(‘49):今回上映作品
主人公のモデルは福田英子(1865年~1927年)、江戸時代末期(幕末)から昭和初期にかけての社会運動家。婦人解放運動の先駆者、「東洋のジャン・ヌダルク」と称された。旧姓は景山。
この作品は1904年に発刊された自伝『妾の半生涯(わらわのはんせいがい』をもとにしたフィクションです。
第18回のご案内
【2015年4~6月】統一テーマ:女性の元気が社会を変える パートⅡ
日時:5月14日(木)18:30~20:30(18:00開場)
場所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/)
参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
~スポーツにかける青春―職場の仲間とともに~
上映作品:
①『バスケットボールと彼女たち』(1964年/27分)
社会人女子バスケットボール、三菱電機名古屋製作所チームの選手たちの青春群像。
②『挑戦』(1963年/33分)
日紡貝塚バレーチームが、大松博文監督のもと、東京オリンピックを目指し死闘の練習を繰り返す日々を描く。
働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。