「働く文化ネット」設立と活動開始のご挨拶
当法人は、去る6月5日に設立総会を終え、現在、東京都に特定非営利活動法人(NPO法人)の認証申請を行い、あわせて活動開始の準備をすすめてきましたが、この度、具体的活動を開始することとなりました。
当法人は、働く人たちを中心に広く一般市民を対象として、「働く文化」の振興に関する活動、教育および研究事業を行い、それらを通じて、雇用環境や社会環境の改善に努めることで、ディーセント・ワークで満たされた社会づくりに寄与することを目的としています。具体的事業計画としましては、労働映画鑑賞会(働く姿・働く人たち、産業活動、社会運動や労働組合の活動などを描いた作品の鑑賞)、労働映像の調査・収集・DVD化(優れた労働映像を後世に残す事業)、労働運動の歴史展示、ワークルール啓発事業などを逐次実施していく予定です。
当面の活動としましては、第1回の労働映画鑑賞会「白雪先生と子供たち (1950年、劇映画、監督:吉村廉、主演;原節子) 」( 9月12日(木)18時30分から連合会館2階にて)を開催します。一般公開(無料)ですので皆様お誘い合わせの上ご参加ください。また、NPO法人「職場の権利教育ネットワーク」が主催する「ワークルール検定」(労働法上のきまりについて正確な知識を獲得するための検定制度)の東京開催(11月4日・振替休日の月曜日・連合会館)には、連合等とともに運営を全面的に支援します。
当法人の今後の事業、活動展開に対しまして、皆様方のご支援、ご協力をいただきますようお願い申しあげ、ご挨拶、ご案内とさせていただきます。
2013年8月1日
働く文化ネット 代表理事 小栗啓豊