『おじいちゃんの里帰り』
~労働力を呼んだが、来たのは人間だった~
(C)2011 - Concorde Films
労働映画映画祭2019は、トルコからドイツへ移住した一家が奮闘の末に生活基盤を築き、半世紀を経て再びトルコへ里帰りする姿を温かなまなざしとユーモアを交えて描いたドイツ映画、 『おじいちゃんの里帰り』(2011年、ドイツ映画、101分)を上映します。 多文化共生社会に向けて海図なき航海に乗り出しつつある日本社会にとって、 さまざまな示唆を与えてくれる作品です。
多くの方々のご来場をお待ちします。
《上映予定作品》
『おじいちゃんの里帰り』
(2011年、ドイツ映画、101分)
【対論】
『おじいちゃんの里帰り』と多文化共生社会をめぐって
篠田徹(早稲田大学教授)VS 井坂能行(岩波映像顧問)
日 時 2019年6月22日(土)(13:00開場)13:30~
場 所 連合会館2階大会議室
参加費 無料(事前申し込み不要、どなたでも参加できます)
[ストーリー]
トルコからドイツに移り住み、一生懸命働きながら一家を支えてきたフセインも今や70代。彼は一見平凡そうに映る大家族の中で孫たちに囲まれて平穏な日々を送っていたが、息子や孫たちはそれぞれ悩みを抱えていた。ある日、フセインは、今度の休暇には全員で故郷トルコに買った家を訪れようと提案するが……。
監督 :ヤセミン・サムデレリ
出演:ヴェダット・エリンチン、ラファエル・コスーリス
「労働働映画祭2019」ご案内のチラシはこちらです。