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労働映画『明日へ』が終了

 第53回労働映画鑑賞会が終了しました。

 9~11月は、特別企画としてアジアの労働映画を3作つづけて取り上げました。企画のトリとして、第3弾の今回の鑑賞会では、“人として扱ってほしい”をテーマに韓国映画『明日へ』を上映しました。司会の鈴木さんより「タテから観ても、ヨコから観ても、ナナメから観ても”労働映画”という作品」と紹介がありましたが、コメントどおり正に”労働映画”、非常に見応えのあるエネルギーを持った作品でした。

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

  上映作品:『明日へ』(2014年/104分/韓国)

監督:プ・ジヨン 脚本:キム・ギョンチャン

初めての「外泊」で彼女たちは…   文:波多楽久

 

~略~

韓国映画『明日へ』の基になった事件は、2007年に起きた「イーランド争議」だ。当時のノ・ムヒョン政権が「非正規職保護法」を施工する直前に、正社員化を嫌がった会社側がレジ係などの外注(アウトソーシング)を強行した。一方的な解雇通告を突きつけられた400人余りの女性たちは、売り場占拠などで会社側に対抗。512日間(1年半近く)にわたる闘争の末、最後まで残った180人の職場復帰で和解した。

 一見、平凡な「アジュンマ(おばさん)」たちが大企業を向こうに回して闘った争議は、韓国社会があらためて女性の働き方を考え直す、大きな問題提起ともなった。争議の終結までを記録したドキュメンタリー映画『外泊』(2009、キム・ミレ監督)は、店舗内に籠城することになった女性たちが、それまでは家庭の主婦として許されなかった「外泊」により、あらためて《ひとりの人間》として覚醒していく瞬間を捉えた。

           

         -労働映画百選通信№33よりー全文はこちらから

                 

<上映会の様子>

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  ~次回のご案内~

 ― 第54回労働映画鑑賞会 ー

 日  時:2018年12月13日(木)18:00~(17:45開場)

 場  所:連合会館 201会議室

 ~こどもたちの夢と雪と機関車~

 上映予定作品:『白い機関車(1955年、日本、50分)

 〇機関車労働組合が自主製作した、幻の名作。

    参  加  費:無料(事前申込不要)   お気軽にご参加ください。お待ちしております。