第44回労働映画鑑賞会が終了しました。
今回は、労働映画鑑賞会初の海外作品「人生、ここにあり!」を上映しました。イタリア本国で大ヒットを記録した、「イタリアに精神病院がない理由が分かる」作品ということで、いつも以上にたくさんの方にご参加いただき、2017年最後の労働映画鑑賞会を大盛況のうちに終えることができました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
〈会場の様子〉
上映作品:『人生、ここにあり!』(2008年/カラー111分/イタリア)
1983年、イタリアでは、バザリア法の制定によって、次々に精神病院が閉鎖された。それまで病院に閉じ込められていた患者たちを外に出し、一般社会で暮らせるような地域づくりに挑戦したのである。この物語は、そんな時代に起こった、ある施設の夢のような実話を基にした作品である。ともすれば堅くて重い話になりがちなテーマを、愛と笑いに溢れたとびっきりの人生賛歌に仕立て上げた本作品は、2008年イタリアで公開されるや異例の大ヒットとなり、社会現象にまで発展した。
----------------------「バザリア法」とは----------------------
1978年にイタリア全土で実際に制定された世界初の精神科病院廃絶法で、最初に精神病廃絶を唱えた精神科医フランコ・バザリアにちなんで名付けられたもの
(2011年日本でのロードショー当時のチラシより)
原題「Si puō fare」やればできるさ!
~次回のご案内~ ※1月の鑑賞会はお休みです。
― 第45回労働映画鑑賞会 ー
【2018年2~3月期】統一テーマ:マチ工場のいまとこれから
~小さな企業の大きなチカラ~
日 時:2018年2月8日(木)18時~
場 所:連合会館201会議室
上映予定作品
①『ねじガール~魔法の手に憧れて~』
(2015年、静岡放送製作、カラー24分)
②『未来へはばたけ!僕らの眼鏡~日本一の鯖江から世界へ~』
(2015年、福井放送製作、カラー24分)
参 加 費:無料(事前申込不要)
お気軽にご参加ください。お待ちしております。
第45回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。