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NPO法人 働く文化ネット

NPO法人 働く文化ネットの公式ブログです。

労働映画鑑賞会「シップヤードの青春」が終了

労働映画上映・保存

第21回労働映画鑑賞会が終了しました。

  9月10日(木)18:30~20:30(18:00開場)

~仕事の中の自分をみつめて~

上映作品:『シップヤードの青春』
 今回の上映作品は、1969年に日本造船工業会が、リクルート用に企画し、岩波映像が製作したPR映画でした。しかし、内容的には単なるPR映画ではなく、入社3年目、20歳の造船所溶接工の主人公が、仕事と暮らし、青春や前途を見つめる姿を真正面から取り上げ、現代の「労働の質」のテーマにも共通する傑作です。
         

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<岩波映像顧問:井坂能行氏によるコメント>

 岩波映像顧問で、同時代に脚本・監督も手がけられた井坂能行氏から、当時の時代背景や、求人用広報映画などについて説明があり、映画をより深く見ることができました。この映画では、若者たちの労働の達成感、充足感というテーマにも鋭く視点を当てており、製作スタッフが実際に造船所で働く若者たちと対話をしていく中でシナリオを作成していったこと、働く人たちの不満、不安を真正面から取り上げた作品を、なぜスポンサーが了解したのかなど、演出の神馬亥佐雄氏や時代背景をよく知る井坂氏ならではの製作秘話をお話しいただきました。

<豊泉則之氏からのコメント>

  また、この作品の同時代に精密機器メーカーに入社した豊泉則之氏(JAM金属労働会館理事長)から、モノづくり産業に入社した当時を振り返ってコメントをいただきました。
「 映画を観て自分の人生を振り返り、働くこととはどういったことだったのか考えさせられた。入社1~2年当時、自分も自分の仕事の役割が何なのか悩んだり、みんなで話したりして仕事と向き合ってきたと思う」「映画の主人公となったこの若者が、いったいこの後どんな人生をたどったのか、とても気になる」「昔は職場の人間関係がより深く、会社の対応も今よりも丁寧だったと思う。今は当たり前の感覚が共有されていないのではないか。映画の中にあったようにもっと働く人たち同士や上司との人間関係が充実していけばよいのにと感じている」

 

~第21回のご案内~
【2015年10~12月】統一テーマ:伴を慕う心、連帯のかたち
  日    時:10月8日(木)18:30~20:30(18:00開場)
  場    所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/
  参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
 
~工場をつなぐ闘いの輪~
上映作品:『京浜労働者』(1953年/45分)
工場が密集する京浜工業地帯を舞台に、そこで働く労働者の連帯の広がりを描く。

働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。