第14回労働映画鑑賞会が終了しました。
開催日:12月11日(木)18:30~20:10
不死鳥のごとく蘇ったブラック社会告発映画
上映作品:『 何が彼女をそうさせたか』(1930年、現存78分)
今回の映画は、公開から半年後の1930年9月30日に、帝国キネマ長瀬撮影所が火災にあい、また1931年に解散したこともあり、フィルムが焼失したまま「幻の名作」とされていました。1992年になって、モスクワの国立ゴス・フィルモンドにあるフィルムが、本作にほぼ間違いはないとの確認がとれ、その後修復・復元されています。
今回は、30名弱の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
<井坂氏によるコメント>
映像修復にも携われた井坂能行氏(岩波映像顧問・写真)より、旧ソ連から太田米男氏(字幕脚本監督)にフィルムが渡るまでの経緯や、限られた資料から、いかにして修復・復元作業をおこなったか、当時ご苦労された点などを映画製作方法を交えながらお話しいただきました。
また、この映画が傾向映画としてどのような位置を占めるのか、時代背景と合わせて解説いただきました。
第15回のご案内
【2015年2~3月】統一テーマ:われらかく働き、かく連帯す
日時:2月12日(木)18:30~20:30(18:00開場)
場所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/)
参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
~鉄路を守る~
上映作品:①『雪と闘う機関車』(1958年、29分)
②『稲と機関車』(1959年、31分)
働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。