第13回労働映画鑑賞会が終了しました。
11月13日(木)18:30~20:30(18:00開場)
「港町工場街 疾風怒濤編」
上映作品:『 灯りをともした人々―大正十年川崎・三菱争議の記録』/『A Day With Kagawa』
今回は、30名弱の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
<会場の様子>
<杉浦氏によるコメント>
ご来場いただいた杉浦秀典氏(公益財団法人賀川事業団雲柱社 賀川豊彦記念松沢記念館 副館長・学芸員)から、次のようなお話をいただきました。
・賀川は宗教者であり、作家であった。知識人として労働運動などの社会運動に入っていった。・隣人愛を基本とした賀川のスラムでの活動は次第に人々の共感を得て、それがきっかけになって多くの人から広く相談をもちかけられ、地域改善のための様々な運動につながった。今回の上映作品(1本目)のテーマとなった川崎・三菱争議もそのような中でかかわったのではないか。
・賀川は「走りながら考えるタイプ」で、まさに労働しながら学んでいった。
第14回のご案内
【2014年10~12月】統一テーマ:遠き過去より流れきたる勇気
日時:12月11日(木)18:30~20:30(18:00開場)
場所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/)
参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
~不死鳥のごとく蘇ったブラック社会告発映画~
上映作品:『何が彼女をそうさせたか』(1930年、現存78分)
本作は、従来の左翼映画の常識を越えた空前のヒット作となり、浅草では異例の5週間続映という記録を作りました。斬新な映像美の世界からは、貧困の故に悲惨な流転の人生を歩む主人公に共感した多くの人々の想いも、同時に伝わってきます。
働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。