tannkou] ※台風が近づいていますが、予定通り開催します。
第10回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。
- 開催日:7月10日(木)18:30~20:30
- 会 場:連合会館201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/)
- 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)
◆当日資料はこちら
【2014年度7~9月期】統一テーマ:戦後産業史の原点、石炭と鉄
第10回 地の底の経済復興最前線
上映作品:① 炭坑(33 分)
② 日本ニュース戦後編 炭坑関連ニュース抜粋(10 分)
7~9月期は統一テーマとして「戦後産業史の原点、石炭と鉄」を設定し、産業映画をいくつかとりあげることとしました。今回は、戦後日本の出発点における産業復興の要となった石炭産業の実態を描いた記録映画と、これに関連する当時のニュース映画の抜粋をご覧頂きます。私たちがともすれば忘れかけている地の底の労働世界、労働文化に想いを馳せていただきたいと思います。
【プログラム】
18:30~18:40 作品の解説
18:40~19:25 作品の上映
19:25~20:10 意見交換
『炭坑』
1947年/日本映画社/白黒/33分
演出/伊東寿恵男、柳沢寿男
終戦直後、経済はなかなか復興の軌道に乗れなかった。政府は、復興のための資金や資材を、石炭や鉄鋼などの重要産業に「傾斜的に投入する」政策をとった(傾斜生産)。北海道美唄炭鉱に長期ロケを行なったこの作品は、当時、炭鉱国家管理法案審議中の衆議院で議員全員が観覧したという。
『日本ニュース戦後編 炭坑関連ニュース抜粋』
1945~48年/日本映画社/白黒/10分
日本映画社制作「日本ニュース」の中から下記の炭坑関連ニュースを抜粋
・1945.12.27 石炭危機に移動芸能団も一役
・1946.4.11 石炭の前途楽観を許さず
・1947.6.24 海底の炭坑、長崎高島炭坑
・1947.7.8 水谷さん、はだかで視察―常磐炭坑
・1947.10.7 石炭国管案もめる
・1947.12.16 苦闘する炭坑
※8月の労働映画鑑賞会はお休みとします。
9月は開催日を次のように変更し、臨海一貫製鉄所の誕生を描く産業映画を上映
します。
第11回:9月18日(木)18:30~20:30
~臨海一貫製鉄所の誕生~
上映予定作品:『海に築く製鉄所 八幡製鉄戸畑製造所 建設の記録』(57分)
(1959年、制作:岩波映画製作所 企画:八幡製鐵株式会社)
多数の方々のご参加をお待ち申し上げております。
第10回労働映画鑑賞会ご案内状のチラシはこちらです。