5月31日(土)、ワークルール検定中央実行委員会(働く文化ネットも委員として参加)は、東京で初めての「ワークルール講習会」を開催しました。関東圏を中心に36名の積極的な参加がありました。
今回の講習会は、ワークルール検定2013・初級合格者を対象に実施したもので、レベルとしては「中級向けの講習」です。ワークルール検定2014・中級は、初級とは違って受検日当日に講習が行われないため、この講習が中級とセットというかたちをとっています(※中級の場合は、講習の受講は受検の必須条件ではなく、受検のみでも可)。
<テーマと講師>
①「労働契約」(石田 眞・早稲田大学教授)
②「賃金と労働時間」(小宮文人・専修大学教授)
③「雇用終了」(道幸哲也・放送大学教授)
④「労働組合法のアウトライン」(道幸哲也・放送大学教授)
テキストには『ワークルール検定・中級テキスト』とレジュメが用いられ、随所で具体的な判例が簡単に紹介されるなど、初級講習に比べて実践的な講習内容でした。朝9時から16時までの長丁場にもかかわらず、受講者の講習に対する真剣な姿勢が、会場全体にほどよい緊張感を終始醸し出していました。
(事務局)
- 作者: 道幸哲也,加藤智章,國武英生,開本英幸,淺野高宏,NPO法人職場の権利教育ネットワーク
- 出版社/メーカー: 旬報社
- 発売日: 2014/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る