第9回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。
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開催日:6月12日(木)18:30~20:30
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会 場:連合会館203会議室(いつもの会場の向かい隣りの部屋です)
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参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)
【2014年度4~6月期】統一テーマ:女性の元気が社会を変える
第9回 働く女性の大正・昭和
上映作品:① 虚栄は地獄 (1925年、15 分)
② 子宝騒動 (1935 年、34 分)
出 演:女性弁士 ハルキさん
協 力:オフィス・アゲイン
今回は女性弁士ハルキさんの語りで2本の無声映画作品をお楽しみいただきたいと思います。大正・昭和の働く家族の息遣いが伝わってきます。
【プログラム】
18:30~19:30 作品の解説、ハルキさんの語りによる無声映画上映
※ 映画上映後、短時間ですが、ハルキさんとの質疑応答も予定しています。
『虚栄は地獄』
(1925/サイレント/モノクロ/15分)
(監督:内田吐夢/撮影:早川清/出演:龍田静枝、長谷川清/制作:朝日キネマ)
内田吐夢の喜劇。劇映画第1回監督作品。大好評でプリントが100本ほど売れたという。龍田静枝のモダン・ガールぶりが実にいい。甘い新婚生活を送る靴磨きの春夫とバス・ガールの夏子。実は春夫は大企業のエリート・サラリーマンというふれこみ。なぜなら社長秘書と称する夏子を得んがためだった。ある日靴磨きの姿を夏子に見られ、春夫は絶望し自殺を図る。バスに轢かれて死のうとするが、驚いて降りてきたのは夏子だった……。(山形ドキュメンタリー映画祭2007 カタログより抜粋)
『子宝騒動』
(1935/サイレント/モノクロ/34分)
(脚本:池田忠雄/監督:斎藤寅次郎/撮影:武富喜雄/出演:小倉繁、出雲八重子/制作:松竹キネマ蒲田撮影所)
福田さんは間もなく七人目の子供が生まれるというのに失業中。途方に暮れた福田さんの前に懸賞金のかけられた豚が現れる。和製チャップリン・小倉繁が奮戦。人間より豚が優遇されるブラックユーモア、泥田の豚との追っかけは映画史に残る。
多数の方々のご参加をお待ち申し上げております。
第9回労働映画鑑賞会ご案内状のチラシはこちらです。