NPO法人 働く文化ネット

NPO法人 働く文化ネットの公式ブログです。

小栗啓豊 作品展開催のお知らせ

当NPО法人代表理事の小栗啓豊が、作品展を開催します。

水彩画や表情画に魅了され描き続けて来た数々の作品展示です。

展示作品、その場の空間・時間を皆様と共有できましたら幸いです。

 

日 時 : 2019年7月25日(木)~ 31日(水)9:00~17:00

      (*7月25日は12:00より開催、最終日31日は15:00にて閉場)

場 所 : 流山市生涯学習センター 1階小ギャラリー(千葉県流山市110番地)

交 通 : つくばエクスプレス 流山セントラルパーク駅下車 徒歩3分

入 場 : 無料

 f:id:hatarakubunkanet:20190529105804j:plain

お昼休みにクラシックライブを聴きに来ませんか?

当NPО法人の活動拠点である「連合会館」で、昼休みの時間帯にクラシックのミニライブが開かれます。

演奏者による解説付きコンサートで、普段クラシックを聴かない人も楽しめます。

ランチのひと時に、身近な「連合会館」で音楽に触れてみましょう。

 主催:公益財団法人総評会館

    演奏:一般財団法人「100万人のクラシックライブ」

 

日 時 : 2019年6月20日(木)12:10~12:50(開場12:00)

場 所 : 連合会館 1階ロビー(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

演 者 : 矢部 咲紀子(ヴァイオリン)、木米 真理恵(ピアノ)

入 場 : 無料(30席用意、出入り自由、立見可)

      f:id:hatarakubunkanet:20190529111322j:plain

 

ワークルールがeラーニングで学べます

現在、日本では、「ブラック企業・ブラックバイト」などに象徴されるように、

長時間労働やハラスメントといった労働問題が顕在化しています。

企業側(使用者側)と労働者側の双方が、ワークルールを身に付けることで、

問題の発生を未然に防ぐことができます。

 

eラーニング「ワークルールを学ぼう」は、当NPO法人が支援している

一般社団法人日本ワークルール検定協会が監修し、ハイテクノロジーコミュニケーションズ株式会社が提供しています。

 

労働問題のよくある事例をイラストでわかりやすく表現し、「これはルール違反?」

「これはうちの会社でも起こり得るリスクだ」等、受講者が疑問や不安に感じやすい

身近なシチュエーションを中心に学べます。ぜひご活用ください。

 

f:id:hatarakubunkanet:20190524133746j:plain

http://workrule-kentei.jp/elearning/index.php

 

 

『日本の労働映画百選』電子書籍版

働く文化ネットが2016年6月に刊行した『日本の労働映画百選』の電子書籍版を以下から閲覧・ダウンロードできます。ご活用いただけましたら幸いです。

 

日本の労働映画百選(電子書籍版).PDF(21メガバイト

f:id:hatarakubunkanet:20190525161543j:plain

 

<「日本の労働映画百選―選考の主旨と経緯について」より抜粋>

19世紀末に日本に映画が導入されて以降、現在にいたるまでの膨大な映像作品の中から、「働く人たちの仕事と暮らしを描く映像作品」の代表作百本を選び、日本の「労働映画」の豊かな伝統と作品群の広がりについて考察し、その成果を広く世に問うことによって、日本の「労働映画」の振興に寄与するとともに、「労働映画」を通じて、これからの日本の労働文化・労働社会の諸課題を考えるためのひとつの素材を提供することとをめざして、労働映画百選選考委員会を発足させることとした。~中略~

「日本で撮影された映画のうち、(1) 労働者の仕事と暮らしの実態を直接の描写対象とするもの、(2) 労働者の仕事と暮らしの維持・改善をめざす運動や取り組みを描くもの」を労働映画と定義し、これに基づいて日本の労働映画1281本の目録を作成した。

これらの膨大な映像作品が映し出した多様な現実と映像作家のメッセージをくみとるために、代表作百本を「日本の労働映画百選」として選ぶこととした。その際の選考基準は次のとおりである。

(1) 典型的な作品を通して、労働映画の世界の広がりと深さを示すことに主眼を置く。

(2) 労働描写が全体の中でどの程度の重みを持っているかを吟味し、それが作品全体の主軸をなすものを選ぶ。

(3) 映像作品としての質の高さも重視する。

(4) 専門家ではなく、映画に興味を持ち、また、働くということの過去・現在・未来に関心をよせる一般市民、とりわけ若い世代の人たちに、労働映画百選のメッセージを伝えることを念頭に置く。

(5) できるだけフィルムなどの記録媒体が現存し、比較的鑑賞しやすい作品を選ぶ。

「労働映画百選通信」第38号配信

「労働映画百選通信」第38号が配信されました。是非ご覧ください。

<内容> 

 ①【労働映画祭2019/第59回労働映画観賞会】

  6月22日(土)13:30~ (13:00開場)

  上映作品『おじいちゃんの里帰り』(2011年/101分/ドイツ映画)

          f:id:hatarakubunkanet:20190426114525j:plain

 

②【労働映画のスターたち】第39回「東野英治郎

   

f:id:hatarakubunkanet:20190522074712j:plain

東野英治郎

 

③【労働映画のスターたち】第40回「吉高由里子

f:id:hatarakubunkanet:20190522074810j:plain

吉高由里子

 ④【上映情報】労働映画列島!5~6月

※《労働映画列島》で検索! http://shimizu4310.hateblo.jp/ 

5月労働判例命令研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例命令研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

 <第126労働判例命令研究会のご案内>

 ◆日時:2019年5月20日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階401会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/

 

◆報告者・報告判例命令

1.市橋 耕太 弁護士(日本労働弁護団事務局次長)

〇 企業組合ワーカーズ・コレクティブ轍・東村山事件・東京地立川支判平30.9.25判例集未登載

~ワーカーズ・コレクティブの組合員の労基法上の労働者性が否定された例~

 

2.川上 資人 弁護士(日本労働弁護団事務局次長)

〇 NHK(全労委南大阪支部)事件・東京高判平成30.1.25労働判例1190号54頁

~NHKの地域スタッフの労組法上の労働者性が肯定された例~

 

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

http://hatarakubunka-net.hateblo.jp/

https://twitter.com/hatarakubunka

 

◆今後の予定

・6月10日(月)

・7月08日(月)

・9月09日(月)

 

労働映画『下町の太陽』が終了

第58回労働映画鑑賞会が終了しました。

2019年5月の労働映画鑑賞会では、資生堂の石鹸工場とその周辺、機関庫・大同製鋼(現 大同特殊鋼)新小岩製鉄所が舞台の『下町の太陽』を鑑賞しました。

 

荒川の流れる下町、都電が走る高度成長期時代、ホワイトカラー・女工・日本の製造業とその当時の日本の様々な背景がちりばめられた作品でした。

下町の太陽と言う言葉は、下町に住む太陽イコール主人公の寺島町子そのものを指しているのでは?と感じさせるラストでした。

競争社会とは対照に自分の好きな仕事に従事する姿勢、結婚し従順な籠の鳥になるのか、それとも人間味溢れた人を選ぶのか、観た人の想像力をかき立てる作品でした。

 

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

次回の労働映画鑑賞会は、[労働映画祭2019・第59回労働映画鑑賞会]となり、

6月22日(土)開催です。

 

            [上映中の一コマ/主人公の町子]

   15

                        [上映中の一コマ]

   08

 

            [司会の鈴木さんより作品解説]    

  17

 

上映作品:『下町の太陽』

(1963年/86分/モノクロ/松竹)
下町の工場で働く寺島町子は、祖母と父、そして2人の弟と平和に暮らしていた。
町子の恋人、毛利道男は、2人の将来のスイートホームを夢みて、正社員登用試験の勉強に精を出していた。
ある日、不良っぽい青年、北良介に「君の弟を知っている」と言われた町子は、弟が良介から悪い影響を受けているのではないかと心配するが、額に汗して働く良介の姿を見て、深く感動する。その頃、道男の試験結果が発表されるのだが…。
amazonの解説より) 

 

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 

  ~次回のご案内~

 ― 労働映画祭2019・第59回労働映画鑑賞会 ー

『おじいちゃんの里帰り』

~労働力を呼んだが、来たのは人間だった~f:id:hatarakubunkanet:20190423154844j:plain 

(C)2011 - Concorde Films

 

労働映画映画祭2019は、トルコからドイツへ移住した一家が奮闘の末に生活基盤を築き、半世紀を経て再びトルコへ里帰りする姿を温かなまなざしとユーモアを交えて描いたドイツ映画、 『おじいちゃんの里帰り』(2011年、ドイツ映画、101分)を上映します。 多文化共生社会に向けて海図なき航海に乗り出しつつある日本社会にとって、 さまざまな示唆を与えてくれる作品です。

多くの方々のご来場をお待ちします。

 

 《上映予定作品》

  『おじいちゃんの里帰り』

    (2011年、ドイツ映画、101分)

       

           【対論】

           『おじいちゃんの里帰り』と多文化共生社会をめぐって

             篠田徹(早稲田大学教授)× 井坂能行(岩波映像顧問)

 

   日    時 2019年6月22日(土)(13:00開場)13:30~

   場    所 連合会館2階大会議室

   参加費 無料(事前申し込み不要、どなたでも参加できます)

 

 プログラム 13:30~13:40 主催者代表あいさつ ご来賓あいさつ

       13:40~13:45 作品解説

       13:45~15:26 映画上映

       15:26~15:40 休憩

       15:40~17:00 対論 『おじいちゃんの里帰り』と多文化共生社会をめぐって

  参  加  費:無料(事前申込不要)

    お気軽にご参加ください。お待ちしております。