NPO法人 働く文化ネット

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2月の労働判例研究会のご案内

 当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

 

<第101回労働判例研究会のご案内>

 ◆日時:2017年2月13日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階404会議室

(地図:http://rengokaikan.jp/access/

 ◆報告者・報告判例

1.菅 俊治 弁護士(日本労働弁護団常任幹事)

福原学園九州女子短期大学)事件・最一小判平28.12.1裁判所ウェブ

※原審:福岡高判平26.12.12労判1122号75頁

原々審:福岡地小倉支判平26.2.27労判1094号45頁

 

2.竹村 和也 弁護士(日本労働弁護団常任幹事・事務局次長)

尚美学園事件・東京地判平28.11.30判例集未登載

 

◆参加費:無料(事前申込み不要)

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

 

◆今後の予定

・3月13日(月)

・4月10日(月)

・5月08日(月)

・6月12日(月)

・7月10日(月)

・9月11日(月)

・10月16日(月)

・11月13日(月)

・12月11日(月)

 

◆お問い合わせ先

日本労働弁護団(TEL: 03-3251-5363)

労働映画『詩人の生涯』上映のご案内

第35回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2月9日(木)18:00~
  • 会 場:連合会館2階 201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

第35回 ~アニメーションと労働~

上映作品:①『 詩人の生涯』(1974、カラー19分)【労働映画百選№57】

     ②<参考上映1>JOトーキー漫画部の作品から

      『 サル吉くんのカメラマン』(推定、断片写真、JOトーキー漫画部)

      『 絵本1936年』(JOトーキー漫画部、全9分30秒から抜粋)

       岡本忠哉の人形アニメーション作品(部分) 

     ③<参考上映2>外国アニメーション作品

      ベティ・ブープ、キネックス社の人形アニメーション等断片 

 2017年2~3月期は、引き続き「労働映画のさまざまな視点」を統一テーマに、日本の労働映画が描き出す労働世界の多様な広がりを探ることとします。2月の鑑賞会では、アニメーション映画に描かれた労働の世界を、いくつかの短編作品からうかがうこととします。普段はあまりとりあげられることのない珍しい作品を集めました。アニメーションの中に投影されている労働の世界の豊穣さをどうかお楽しみください。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ち申し上げます。

 【プログラム】

 18:00~19:00  解説と映画上映 

        解説者:佐藤洋共立女子大学講師、労働映画百選委員)

    1.資本論と詩人の生涯

    2.人形アニメーションの魅力:タナトスと砂男

    3.人形アニメーションとトーキー・アニメーションの原点

 19:00~19:30  質疑応答

 

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第35回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです

日本労働弁護団判例研究会 第100回

当法人が後援している日本労働弁護団判例研究会は、毎月1回、定例的に開催されていますが、会を重ねて第100回を迎えました。

その記念の研究会が1月16日(月)に連合会館の大会議室において開催され、会場は満員の盛況でした。

当日は、「『労働判例』の『裏側』」宮里邦雄氏(弁護士)、「労働判例の特徴と判例評釈の役割―フランス、ドイツと日本」水町勇一郎氏(東京大学社会科学研究所教授)の内容で、記念研究会にふさわしい有意義なお話を聞くことができました。

 

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写真「日本労働弁護団・徳住賢治団長」

「軽視される労働関連法」

 東京新聞1月15日(日)のサンデー版に、当NPO法人の理事で日本ワークルール検定協会副会長の小山正樹さんが投稿した記事が掲載されていますので、ご紹介します。

 内容は、「世界と日本 大図解シリーズ №1285 ~世界的に不足『労働監督官』~」というもので、今日、長時間労働ブラック企業など、労働に関する問題が絶えず、労働監督の重要性が増しているにもかかわらず、監督を行う労働基準監督官数が日本をはじめ世界的に不足していることを、全紙見開きで、わかりやすく解説した特集紙面です。

 小山正樹さんは、その中で 「軽視される労働関連法」と題し、「監督官の増員と違反行為の取り締まり強化が望まれるが、それだけでなく、労働者・使用者双方の自覚と、両者が対等に話し合い、働きやすい職場環境をつくること、そのためにワークルールの知識を持つことの重要性を述べています。

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         【東京新聞 2017年1月15日 サンデー版】

「労働映画百選通信」第14号配信

「労働映画百選通信」第14号が配信されました。是非ご覧ください。

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<内容>

①【上映情報】労働映画列島! 1-2月

②『日本の労働映画百選』

③【作品ガイド】『香港、華麗なるオフィス・ライフ』

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【DVD】アメイジングD.C

④【第34回労働映画鑑賞会】2月9日(木)18:00~

 上映作品:『詩人の生涯』(労働映画百選№57)、他

⑤【労働映画のスターたち】第14回「サリー・フィールド

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ノーマ・レイ(1979)

⑤【労働映画のスターたち】第15回「平泉 成」

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シン・ゴジラ(2016)

2017年の新年ご挨拶

  謹 賀 新 年

当法人を結成して三年半が経過しました。この間の皆様

のご理解とご支援に心より感謝申し上げます。

昨年は、「日本の労働映画百選」を公開し、多くの皆様か

ら関心と意見をお寄せいただきました。本年も新たな企画

で、労働映画・映像事業を発展させていきます。これに、

日本ワークルール検定協会の検定支援等、ワークルール啓

発事業と労働資料の保存・展示事業を展開します。

引き続き、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

2017年元旦

〒101-0062 千代田区神田駿河台三‐二‐十一 連合会館

     特定非営利活動法人 働く文化ネット

               代表理事 小栗 啓豊    

 

(今年の主な活動予定)

6月8日 総会・「労働映画祭(仮称)」

6月11日 ワークルール検定・2017春(初級・中級)

11月23日 ワークルール検定・2017秋(初級)

毎月第2木曜日18時より 労働映画鑑賞会(1月・8月はお休み)

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