NPO法人 働く文化ネット

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労働映画『詩人の生涯』上映のご案内

第35回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:2月9日(木)18:00~
  • 会 場:連合会館2階 201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

第35回 ~アニメーションと労働~

上映作品:①『 詩人の生涯』(1974、カラー19分)【労働映画百選№57】

     ②<参考上映1>JOトーキー漫画部の作品から

      『 サル吉くんのカメラマン』(推定、断片写真、JOトーキー漫画部)

      『 絵本1936年』(JOトーキー漫画部、全9分30秒から抜粋)

       岡本忠哉の人形アニメーション作品(部分) 

     ③<参考上映2>外国アニメーション作品

      ベティ・ブープ、キネックス社の人形アニメーション等断片 

 2017年2~3月期は、引き続き「労働映画のさまざまな視点」を統一テーマに、日本の労働映画が描き出す労働世界の多様な広がりを探ることとします。2月の鑑賞会では、アニメーション映画に描かれた労働の世界を、いくつかの短編作品からうかがうこととします。普段はあまりとりあげられることのない珍しい作品を集めました。アニメーションの中に投影されている労働の世界の豊穣さをどうかお楽しみください。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ち申し上げます。

 【プログラム】

 18:00~19:00  解説と映画上映 

        解説者:佐藤洋共立女子大学講師、労働映画百選委員)

    1.資本論と詩人の生涯

    2.人形アニメーションの魅力:タナトスと砂男

    3.人形アニメーションとトーキー・アニメーションの原点

 19:00~19:30  質疑応答

 

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第35回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです

日本労働弁護団判例研究会 第100回

当法人が後援している日本労働弁護団判例研究会は、毎月1回、定例的に開催されていますが、会を重ねて第100回を迎えました。

その記念の研究会が1月16日(月)に連合会館の大会議室において開催され、会場は満員の盛況でした。

当日は、「『労働判例』の『裏側』」宮里邦雄氏(弁護士)、「労働判例の特徴と判例評釈の役割―フランス、ドイツと日本」水町勇一郎氏(東京大学社会科学研究所教授)の内容で、記念研究会にふさわしい有意義なお話を聞くことができました。

 

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写真「日本労働弁護団・徳住賢治団長」

「軽視される労働関連法」

 東京新聞1月15日(日)のサンデー版に、当NPO法人の理事で日本ワークルール検定協会副会長の小山正樹さんが投稿した記事が掲載されていますので、ご紹介します。

 内容は、「世界と日本 大図解シリーズ №1285 ~世界的に不足『労働監督官』~」というもので、今日、長時間労働ブラック企業など、労働に関する問題が絶えず、労働監督の重要性が増しているにもかかわらず、監督を行う労働基準監督官数が日本をはじめ世界的に不足していることを、全紙見開きで、わかりやすく解説した特集紙面です。

 小山正樹さんは、その中で 「軽視される労働関連法」と題し、「監督官の増員と違反行為の取り締まり強化が望まれるが、それだけでなく、労働者・使用者双方の自覚と、両者が対等に話し合い、働きやすい職場環境をつくること、そのためにワークルールの知識を持つことの重要性を述べています。

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         【東京新聞 2017年1月15日 サンデー版】

「労働映画百選通信」第14号配信

「労働映画百選通信」第14号が配信されました。是非ご覧ください。

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<内容>

①【上映情報】労働映画列島! 1-2月

②『日本の労働映画百選』

③【作品ガイド】『香港、華麗なるオフィス・ライフ』

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【DVD】アメイジングD.C

④【第34回労働映画鑑賞会】2月9日(木)18:00~

 上映作品:『詩人の生涯』(労働映画百選№57)、他

⑤【労働映画のスターたち】第14回「サリー・フィールド

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ノーマ・レイ(1979)

⑤【労働映画のスターたち】第15回「平泉 成」

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シン・ゴジラ(2016)

2017年の新年ご挨拶

  謹 賀 新 年

当法人を結成して三年半が経過しました。この間の皆様

のご理解とご支援に心より感謝申し上げます。

昨年は、「日本の労働映画百選」を公開し、多くの皆様か

ら関心と意見をお寄せいただきました。本年も新たな企画

で、労働映画・映像事業を発展させていきます。これに、

日本ワークルール検定協会の検定支援等、ワークルール啓

発事業と労働資料の保存・展示事業を展開します。

引き続き、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

2017年元旦

〒101-0062 千代田区神田駿河台三‐二‐十一 連合会館

     特定非営利活動法人 働く文化ネット

               代表理事 小栗 啓豊    

 

(今年の主な活動予定)

6月8日 総会・「労働映画祭(仮称)」

6月11日 ワークルール検定・2017春(初級・中級)

11月23日 ワークルール検定・2017秋(初級)

毎月第2木曜日18時より 労働映画鑑賞会(1月・8月はお休み)

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労働映画鑑賞会「明治の日本」「働くフランス人」「隅田川」が終了

 第34回労働映画鑑賞会が終了しました。

 今回の鑑賞会では、19世紀末にフランス人カメラマンが記録した明治の日本人の仕事と暮らし、同時期に撮影された働くフランス人の記録映像、そして隅田川を中心に縦横に広がる運河網が、物資輸送の大動脈を形成していたころの水上労働者の暮らしをとりあげました。

 司会の鈴木さんから、当時の日本についてや、フランス人監督の二人がどうやって映画を撮ったか、また映画『隅田川』の周辺ということで、かつての水上生活者と水上小学校、三吉橋などについて詳しく紹介して頂きました。

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 次回の労働映画鑑賞会は、2月の第2木曜日となります。(1月はお休みです)

 

上映作品①:『明治の日本』(1897-99年)【労働映画百選№1】

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上映作品②:『働くフランス人』(1895-1905年/18分)

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上映作品③:『隅田川』(1931年/20分)【労働映画百選№5】   

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 ~第35回のご案内~

  日    時:※月9日(木)18:00~(17:45開場)
    ※1月の鑑賞会はお休みです

  場    所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/
  参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)

  ~アニメーションと労働~
上映作品①:『詩人の生涯』(1974年19分)【労働映画百選№57】

  上記の他に労働映画の視点から、アニメ作品を2篇ほど上映予定です。

 

働く文化ネットでは、※毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。

お気軽にご参加ください。お待ちしております。