第34回労働映画鑑賞会が終了しました。
今回の鑑賞会では、19世紀末にフランス人カメラマンが記録した明治の日本人の仕事と暮らし、同時期に撮影された働くフランス人の記録映像、そして隅田川を中心に縦横に広がる運河網が、物資輸送の大動脈を形成していたころの水上労働者の暮らしをとりあげました。
司会の鈴木さんから、当時の日本についてや、フランス人監督の二人がどうやって映画を撮ったか、また映画『隅田川』の周辺ということで、かつての水上生活者と水上小学校、三吉橋などについて詳しく紹介して頂きました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
次回の労働映画鑑賞会は、2月の第2木曜日となります。(1月はお休みです)
上映作品①:『明治の日本』(1897-99年)【労働映画百選№1】
上映作品②:『働くフランス人』(1895-1905年/18分)
上映作品③:『隅田川』(1931年/20分)【労働映画百選№5】
~第35回のご案内~
日 時:※2月9日(木)18:00~(17:45開場)
※1月の鑑賞会はお休みです
場 所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/)
参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)
~アニメーションと労働~
上映作品①:『詩人の生涯』(1974年19分)【労働映画百選№57】
上記の他に労働映画の視点から、アニメ作品を2篇ほど上映予定です。
働く文化ネットでは、※毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。
お気軽にご参加ください。お待ちしております。