NPO法人 働く文化ネット

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「労働映画百選通信」第10号配信

「労働映画百選通信」第10号が配信されました。是非ご覧ください。

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<内容>
①   発表!『日本の労働映画百選』

② 【上映情報】労働映画列島!7~8月

③ 【リポート】「日本の労働映画百選」記念シンポジウムと映画会(その2)

④ 【第31回労働映画鑑賞会のご案内】 9月8日(木)上映作品:『こんばんは』

⑤ 【労働映画のスターたち】第10回 「北林谷栄

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労働映画『こんばんは』上映のご案内

第31回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:9月8日(木)18:30~ (18:00開場)
  • 会 場:連合会館2階 201会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

  ※8月の鑑賞会は、お休みとなります。

第31回 ~生きる希望としての学び~

上映作品:『 こんばんは』(2003年/92分)【労働映画百選№79】

  2016年7~9月期は、4~6月期に引き続き、「働くこと、生きること、つながること」を統一テーマとします。今回取り上げるのは、東京、墨田区立文花中学校の夜間学級で学ぶ17歳から92歳までの生徒たち、そして先生たちの学びの実践の記録映画です。映画スタッフは撮影開始前に1年近く教室に通い、それから1年半撮影を重ねてこの作品を作りました。山田洋次監督の『学校』(1993年)の原点になった作品といわれます。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと思います。ご来場をお待ち申し上げます。

【プログラム】

 18:00~20:00 映画上映

 20:00~20:30 制作スタッフの方のお話を予定しています。

         f:id:hatarakubunkanet:20160822100131p:plain

 第31回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

ワークルール検定(2016・秋)の開催が決定!

日本ワークルール検定協会が主催するワークルール検定・2016秋の開催地が決定しました。当法人が支援を開始して丸三年が経ちます。これまでの累計受験者数は初級・中級を合わせて4,600名、うち東京(連合会館)会場は1,348名となりました。

是非、皆さんも挑戦してみてください。

詳細はhttp://workrule-kentei.jp/で、ご覧ください。

 

ワークルール検定2016・秋(初級のみ)

実施日:2016年11月23日 (水・祝)

    10:00~11:00 ワークルール講習

    11:15~12:00 ワークルール検定

主 催:一般社団法人日本ワークルール検定協会

後 援:厚生労働省日本生産性本部

検定会場:

都道府県

会 場

住 所

定 員

北海道

札 幌

かでる・27 820研修室

札幌市中央区北2条西7丁目

90名

釧 路

釧路市

 

 

岩 手

ホテルニューカリーナ 「アイリス」

盛岡市菜園2丁目3-7

120名

千 葉

千葉県教育会館 本館303会議室

千葉市中央区中央4-13-10

100名

東 京

連合会館 2F大会議室

千代田区神田駿河台3-2-11

200名

岐 阜

「ワークプラザ岐阜」 5F大ホール

岐阜市鶴舞町2-6-7

100名

福 井

ユニオンプラザ福井 3Fホール

福井市問屋町1丁目35番地

100名

京 都

京都市

 

 

広 島

ワークピア広島 2階「桜」

広島市南区金屋町1-17

80名

高 知

高知市中央公民館 11F大講義室

高知市九反田2-1 高知市文化プラザ「かるぽーと」内

112名

大 分

全労済ソレイユ 7F「カトレア」

大分市中央町4丁目2番5号

190名

和歌山

和歌山県勤労福祉会館(プラザホープ)・4階

和歌山市北出島1-5-47

200名

 

労働映画『海に生きる 海洋底曳漁船の記録』鑑賞会が終了

第30回労働映画鑑賞会が終了しました。
 7月14日(木)18:30~19:30(18:00開場)

 ~海の男の働く姿と思いを描く~

上映作品:『海に生きる 海洋底曳漁船の記録』(1949年/33分)

 今回上映した作品は、先日発表した「日本の労働映画百選」の中のひとつで、戦後初期労働組合が作った映画の転機を代表する作品とされる『海に生きる』でした。

 <会場の様子>f:id:hatarakubunkanet:20160715094154j:plain

生きることと働くことは、どんなふうに関わっているのだろう

 雨が吹き込む嵐の船を、荒波に揺られながら進む、その甲板からカメラは撮影する。どうやって撮ってるんだろう?そんなため息が出るような画面にあふれた映画である。『海に生きる』は、底引き網漁船「八島丸」と「豊島丸」が、東シナ海に漁へ出る様子を3週間あまり撮影した映画だ。

 この映画は、労働組合映画協議会(労英)が海員組合と協力して製作した映画だが、組合や労働者の権利の主張は皆無である。労働組合員たちが、自分たちの働いている姿と思いを伝える映画だった。観客の人たちと自分たちが生きて働く事が、どんな風に関わっているかに思いめぐらせる映画だった。その発想には、今も心うつものがどこかにある。【佐藤 洋】

       働く文化ネット(2016)『日本の労働映画百選』P.34

 

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 ~第31回のご案内~

【2015年7~9月】統一テーマ:働くこと、生きること、つながること

日時:9月8日(木)18:30~(18:00開場)

場所:連合会館2階 201会議室(地図:http://rengokaikan.jp/access/

参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加できます)

 上映作品:未定(決まり次第、ご報告させていただきます。)

 

働く文化ネットでは、毎月第2木曜日に労働映画鑑賞会を開催しております。

8月はお休みで次回は9月となります。

お気軽にご参加ください。お待ちしております。

7月の労働判例研究会のご案内

当法人が後援する日本労働弁護団主催の「労働判例研究会」のご案内です。
労働組合の役員・書記・組合員や組合関係者(労働審判員、労働委員会の参与委員など)の皆さまのご参加を期待しています。

<第95回労働判例研究会のご案内>

 ◆日時:2016年7月11日(月)18時~20時

 ◆会場:連合会館4階404会議室

 ◆報告者・報告判例

1.梅田 和尊 弁護士(日本労働弁護団常任幹事・事務局次長)

 〇国際自動車(第2次)事件・東京地判平28.4.21判例集未登載

  ~歩合給の計算において残業手当等を控除する賃金規定の有効性~

 

2.佐々木 学 弁護士(日本労働弁護団会員)

 〇穂波事件・岐阜地判平27.10.22労働判例1127号29頁

  ~飲食店店長の管理監督者性と固定残業代~

 

◆参加費:無料(事前申込み不要)

◆主 催:日本労働弁護団

◆後 援:NPO法人働く文化ネット

 

◆今後の予定

・9月12日(月)

・10月03日(月)

・11月14日(月)

・12月12日(月)

・1月16日(月)☆100回記念

 

◆お問い合わせ先

日本労働弁護団(TEL: 03-3251-5363)

連続講座「生活時間を考える」のご案内

 当法人が後援する「かえせ☆生活時間プロジェクト」主催の連続講座「生活時間を考える」のご案内です。皆さまのご参加を期待しています。よろしくお願いいたします。

 ◆連続講座 「生活時間を考える」

○趣旨

 日本における長時間労働について、これまで、職場の問題として労働分野に関わる人たちの中で、その実態や改善策が議論されてきました。しかしこの問題は、視点を変えてみれば、まさに「生活時間」の問題です。人は人とつながりながら生活しています。ある人の生活時間はその人のものにとどまらず、家族、仲間、地域にとっての重要な時間でもあるのです。その時間が奪われつつある今、生活の場、生活者の立場からも、労働問題の当事者として考え、発言していくことが求められています。

 この連続講座では、くらしと生活の場で起きている問題を共有しつつ、今後のあるべき働き方、企業労使の対策、必要な法制度などについて検討するとともに、労働分野にとどまらず、様々なバックグラウンドを共有する幅広い参加者による意見交換の場にもしていきたいと思います。

○主催:「かえせ☆生活時間プロジェクト」

(発起人 浅倉むつ子毛塚勝利、浜村彰、唐津博、長谷川聡、圷由美子)

○後援:働く文化ネット

 ◆第4回

   新たな法制度を考える

      ~生活時間アプローチの労働時間法とは~

 報告者:毛塚勝利(法政大学)

 2016年7月13日(水) 午後6時30分~

 連合会館・4階 404会議室

 (地下鉄・新御茶ノ水・小川町下車) 電話:03-3253-1771

 この連続講座では、これまで、生活者の視点、国際比較、職場での課題という切り口で検討を進めてきましたが、今回は、この運動を進めていく上で、柱の一つとなる「新たな法制度」をとり上げます。

 新たな法制度といっても、さまざまな視点からの検討が可能と思われますが、今回は、「生活時間確保法」という考え方を試論として提起し、参加者の皆さんから幅広いご意見を伺いたいと思っています。これは、今後の運動の指針の一つとなり得るものですが、同時に、政府が進めようとしている、労働時間法制見直しに対する、対抗軸・対案としても期待されるものです。

労働映画『海に生きる 海洋底曳漁船の記録』上映のご案内

第30回労働映画鑑賞会を下記の通り開催します。

  • 開催日:7月14日(木)18:30~ (18:00開場)
  • 会 場:連合会館2階 203会議室 (地図:http://rengokaikan.jp/access/
  • 参加費:無料(事前申込不要、どなたでも参加出来ます)

 ※今回会場の都合により、203会議室での開催となります。

第30回 ~海の男の働く姿と思い~

上映作品:『 海に生きる 海洋底曳漁船の記録』(1949年/33分)

   2016年7~9月期は、4~6月期に引き続き、「働くこと、生きること、つながること」を統一テーマとします。今回取り上げるのは、戦後初期労働組合が作った映画の転機を代表する作品とされる『海に生きる』です。制作にあたった労働組合映画協議会が「イデオロギーを主張する映画の後に模索し始めていたのは、労働組合員たちが、自分たちの働いている姿と思いを伝える映画だった」(『日本の労働映画百選』P.34)といわれています。ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいと存じます。ご参加をお待ちしています。

【プログラム】
18:30~19:10   映画上映

19:10~    意見交換(30分程度)

 

    第30回労働映画鑑賞会ご案内のチラシはこちらです。

 多数の方々のご参加をお待ち申し上げております。